西洋医学と中医学のちがいについて
西洋医学の方では細菌やウィルスなどによる浸食を病気の根本原因とし細かい水分の中に溶けている成分やその他の物質の変化を重視して血や液体、臓器などといった物質の変化によって病気を解明しようとするのであり、これですべてがわかるという哲学を持っている。
一方、中医学では気(生命エネルギー)血、水(津液)といった基本的な構成要素の全体のバランスを重んじ、このバランスの狂いが病気の根本原因とした。
西洋医学では見落としがちなエネルギーについて深く考えを巡らしどのようにしてそれが使われ役割を果たしているかということについて数千年にわたり研究がなされてきた。
たとえば西洋医学では外から入ってきた細菌やウィルスによって引き起こされたという病気も西洋医学のように直接それをたたくもしくは攻撃するというのではなく、中医学では患者さん本人の体力を高め、免疫力を向上させて病魔に対抗しようとしている。
一般に漢方はすぐ効かず、長く飲まなければ効果はないといわれているが、それはただ単に正しい使い方が正確にできていない場合が多く、ちゃんとした診断方法が中医学流になっていないため十分に漢方の力が発揮されていないためである。
中医学では体に巡っている経脈の流れ(エネルギーの流れ)を重視しておりこれにあうように漢方薬も作られているのでこの経脈の流れを正しく理解して薬を処方する必要がある。
たとえば、背筋がぞくぞくするような首コリ肩コリ症状で節々が痛く一般にはこの段階では風邪だと認識されないもので中医学の方では太陽経に病邪がいるとわかるような段階では葛根湯で遅くとも十分以内に治癒すると思われる。
このように正確に経絡と薬を使えば一般には長くかかると思われる症状もすぐに治るである。
同じようなことは点穴療法一般(鍼灸、推拿、双龍点穴)などの療法でもいとも簡単にできるものだ。
パーキンソン
パーキンソン病は一般に手足の痙攣発作や痺れなどを伴い背骨の変形や内臓の圧迫などが見られ下肢の運動障害が随所にくるなどして全体に体の可動範囲が狭まる病気だと認識されている。
しかし、中医学では脾臓の力が衰えて気血を巡らせられなくなり各臓器が力を発揮できなくなった病気として認識している。筋肉が萎えてしまうものとして認識されており結果内臓の血やエネルギーが余計に使われて不足するものとして考えられている。
病気が脾にある以上、もともとの根本原因は消化器の消化力の低下として考えられている。したがって消化器の能力を上げる治療をすることで治癒するものだ。
パーキンソンの震顫については臓腑の気血が不足しておりその不足の程度がある一定のレベルを越すと発作として起こるものだ。
うつ もしくは精神病
うつもしくは精神病は一般には精神と肉体は関連がないものと思われており、うつ病には抗うつ剤などの精神薬が使われます。しかし中医学では精神病は食生活との関連が非常に大きいと認識しており食欲と消化器の消化能力を向上させれば同時に意欲や気持の明るさなども改善すると考えられています。
たとえば自殺願望がありすぐに死にたいと言っていた患者などは、その死にたいの意味は実はちゃんとした消化ができなくてエネルギーが足りずもっと食事をとりたいという意味で訴えていることが意外に多いようです。この場合は少しずつ食べ物の種類を増やしながら量をコントロールして食事を満足できるように食べさせていくことで次第に解決できます。それと並行して消化器の気血のバランスが非常に乱れているのでそこを流れている経脈の流れを診てツボ(経穴)を使ってそのバランスを調節します。
不妊症
不妊症は一般に女性の方の原因が多いと思われがちですが男性の方の原因も現在では数多くみられその割合はほぼ半々になってきています。
男性女性両方に言えることは、間違った食生活や不規則な食事時間並びに睡眠不足やストレス、過度のエネルギー消耗(過労など、房事過多)などが原因でエネルギーと血の偏在が起こり冷えと熱が体の中で偏って様々な症状を引き起こしています。
たとえば睡眠不足でストレスが強く感情の起伏が激しく極度の過労もありろくに食事もとれない状態が長く続いていたりすると肝臓が非常に熱くなって熱をもったような状態になりこれにより肝臓のエネルギーの通り道である経脈が熱を帯びてくるとその熱が生殖器を犯してしまうので何らかの変調が起こっている状態になります。(女性では子宮筋腫や内膜症、男性では睾丸炎無精子症や前立腺炎)
こういった状態は自覚されていないことが多く知らず知らずのうちに生活習慣の乱れによって病気がすでに発症している可能性があるのです。
このような病気を生活習慣を正すことで改善しなおかつ気血の流れを調節して治療をし、正しい生活サイクルを作ることで不妊症を改善します。
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